ブログをご覧いただきありがとうございます。
今回は、さまざまなことに挑戦しながら、グローバルにご活躍されている方のお話です。
本間正史さんをご紹介させていただきますね。
【本間さんのプロフィール】
大学時代に国際協力活動に従事し、英語を5年間毎日学習し英検1級取得。新卒で大手グローバル家電メーカーに就職。2年後、研修生として海外駐在(エジプト、サウジ、UAE)し中東アフリカのAudio Visual部門の統括を勤める。
UAE駐在時に大手グローバル自動車メーカーのマーケティング職へ転職しアメリカへの6ヶ月派遣を経て南アフリカに駐在。マーケティング部長を務めながら、世界ランキング8位のieビジネススクールにてEMBA取得。
今どのようなお仕事をされていますか
現在は南アフリカに出向3年目で、南アフリカ国内の営業職をしております。
地域営業統括で、国内にある115ディーラーのうち32を担当。
異動前は、アフリカのマーケティング戦略・ビジネスプランの部長職として、将来のモデル導入案や年間予算、中期計画などを担当しています。
その職場を選んだ経緯を教えていただけますか
先ず転職のきっかけですが、2015年時に当時所属していた会社(シャープ株式会社)が倒産の危機にあったこと、自身が29歳という年齢でポテンシャル採用がまだ可能であった年齢から、転職を決意。 UAE駐在時に転職。
ビジネス全般を統括するビジネス企画職から、「専門性を身に付けたい」と職種別採用をしている日産自動車を選びました。
職種はマーケティングで、導入するラインアップ選定から導入、お客さんに実際に届け収益をあげるまで責任を持つマーケティングに魅力を感じ、この職種を選びました。
日産自動車は、同じメーカーであるため入社後すぐに成果を出せること、入社プロセスが大変フレキシブルであったため、その自由な文化に魅力を感じたため。
内定は3つ頂いておりましたが、日産自動車に即決しました。
実際に働いてみていかがですか
主張があり行動される人間が重宝され、成果を出せば昇格も早いため、非常に働きやすい環境です。
社内には外国人も多いため、提案は全て英語で作成し会議も英語が基本です。
そのため、日本流のプロフェッショナルな仕事の仕方と、外国人特有の緩さ(休みが長い、など)が混ざり合い、とても魅力的な職場です。
近い将来の希望はございますか
2つあります。
1つ目は縦軸で、現在は課長職ですが3年以内にもう一度昇格したいと考えています。
2つ目は横軸で、社内の「新規事業」の部署に配属され、0→1を生み出す仕事に従事し、成果を出したいと考えています。
この2つの目標を達成した上で、40-42歳には再度、新興国の海外拠点に出向し、Directorというポジションに就きたいです。
海外拠点の部長職は、オペレーションと戦略が50/50ですが、Directorレベルになると、会社にインパクトを与える変化を与えることが出来る提案が求められます。
自分のやりたい戦略や組織のデザインをできる。
面白そうな挑戦と思い、目指してみることにしました。
大学院に行ったきっかけ・ふり返り・今のキャリアに活かされているところなど教えていただけますか?
大きなきっかけは、「行きたかったから」です。
親が、過去に国費留学でロンドンに留学しており、修士号がいかにキャリアにプラスになったか聞かされていた事。これが無意識のうちに、「いつか大学院へ」という想いとなっていました。
更に、外国人が多い日産自動車や北米日産で働いていた時に、課長職以上の方の多くがMBAを取得していた事です。
MBAは必須ではないですが、持っていると昇格や転職で有利になる。これが決め手となり、ビジネススクールに行く事にしました。
なお、海外駐在も控えていた事、海外に住むのは初めてでなかったことからオンラインで取得できるMBAをIEビジネススクールで取得しています。
今のキャリアでは、知識と言うよりも学位が役に立っています。例えば、MBAを取得した年に管理職に昇格したのですが、会社に対して昇格を交渉する際に大いに役立ちました。
もう1つは、個人ブランディングですが、海外MBAを取得した事によって「グローバル人材感」が増したことで権威性を持ち、発言に説得力が増したと感じています。
更に、MBAをベースにしたGlobal BootCampというプログラムも設立し、3名の仲間と、3回目の実施に向けて準備中です。
最後に、転職活動でも有利に働きました。
もちろん仕事での実績が一番ですが、総合商社を受けた際、MBAを保有している理由でリクルータに付いて頂き、最終面接までポンポンと進んだという経緯があります。
MBAは、迷うくらいなら取りに行くことをおススメしています。
もっと知りたい!と思った方は、本間さんが運営されている
~あなたのグローバルでの活躍をサポートするメディア~
こちらもぜひご覧くださいね。
この他に学生時代のお話もうかがってみたいと思っています。
続きはまたのお楽しみに^^
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