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先日、女優・モデルの林ともみさんが初の映画監督をされた映画「りんごのおと」を見に行きました。
クラウドファンディングで117名の方から応援された待望の作品。
映画監督、主演女優、挿入歌の歌手と大活躍のともみさんがトークショーで語られたのは、「夢を叶える」ために大切なマインド。
みなさまにも共有したくて、インタビューをお願いしました。
映画は、実際に長野で撮影された映像が美しく、とても素敵な作品です。
何気ない表情やシーンに引き込まれ、見終わった後に余韻が残りました。
多くの方にご覧いただけるよう今後の展開などもうかがっています。
【林ともみさんのプロフィール】
女優/モデル・映画監督
大人と子どもの「ナナメの関係」を楽しむごった煮~ず主宰
どのようなきっかけで映画を作ろうと思われましたか
40歳のお誕生日を迎えるにあたり、何か記念になるようなことや周りのお世話になった人達に喜んでもらえることをしたいと思い、映画を作ることにしました。
映画制作の資金はクラウドファンディングで応援してもらおうという話になり、一気にチャレンジがスタートしていきました。
始めてみていかがでしたか
全くの未経験だったので手探りでスタートしましたが、とりあえずSNSで「映画を作ります」発言をしました。
まず情報が欲しかったので、SNSに投稿したり、個別に協力してくれそうな人に連絡をしました。
周りに宣言しないと日和ってしまいそうだったこともあり発信したのですが、結果としてとても多くの方が反応を下さって、おかげで勇気をもらいました。
当初は、バースデーパーティを開催して、そこで作ったホームビデオ程度の映画を上映する予定でしたが、いろんなご縁が繋がりもう少し本格的に撮影を行うことになりました。
撮影中の印象的なエピソードはございますか
私はりんごが好きで、りんごのハットを被ったり、りんごの美味しい秋には農家さんから産直りんごを買ったりしています。
なので、今回の撮影もりんご農園を舞台にしました。
都会に住んでいるとあまり目にしない、りんごの花に囲まれての撮影がとても幸せな時間でした。
「りんごのおと」の今後の展開を教えてください
クラファンでは117名もの方に応援していただき、そのリターンとして映画の上映会を行いました。
映画館を借りて一緒に鑑賞したり直接感想を聞けたことが良かったです。
クラファンリターンを全てお返しした後には、国内外の映画祭に出していきたいです。
その後は、より多くの方に見てもらえるようにしたいと思っています。
これからやっていきたいことなどございますか
映画の企画でも大事にしているテーマが「ナナメの関係」です。
これは、親以外の大人と子どもが繋がりを持つことで、多様な価値観に触れる機会を増やしたいという私の願いです。
映画「りんごのおと」の脚本を書いたのも高校生です。
どんな環境でも何歳でも、いろんな方を巻き込んで、楽しんでいきたいです。
私は、人の心に風を巻き起こして熱狂を生み出すのが大好きなんです。
映画の内容や見どころを紹介していただけますか
東京で働く39歳の女性と、長野のりんご農園で農作業を手伝う高校生が出会い、3日の農業体験で時間を共にします。
お互いが気づかないうちに小さな影響を与え合い、ちょっと世界の見え方が変わる、そんな映画を作りました。
スマホを当たり前に持つ現代では、なんでもインスタントに記録できますよね。
でも、私はそういったデジタルに残っていない部分や、言葉で表現できない感覚的なものに対する愛おしさを表現できたらと思いました。
ともみさんからのメッセージ
直感的にときめいて、「やりたい」「いいな」と思っても、0コンマ1秒後には日常のやるべきことに忙殺され、忘れてしまいます。
私は今回「映画を作る」というワクワクしたアイディアに蓋をせずに形にしました。もちろん大変なこともありましたが、夢が一つ叶った幸せを噛み締めています。
これからも自分の好きを大切にしていきたいと思っていますし、そういった姿を、ナナメの関係で繋がっている子どもたちに見せていきたいです。
