話し方はスキルよりも生き方

キャリアについて

ブログをご覧いただきありがとうございます。

先日、※グローバル人事塾で開催された勉強会に参加しました。
(※日本最大級の経営層・人事責任者向け勉強会です)

テーマは「CHANGE TALK CHANGE LIFE」

どのような意味か?気になりますね。
話し方を変えたければ生き方を変えろ

講師は(社)日本フリートーク協会代表理事のターキー(出口貴章さん)
ラジオDJやナレーター、大学や専門学校の講師、スピーチトレーナーなど多彩なご活躍です。
ブログ「喋りで大切にしてほしいいくつかのこと

まず、最初の案内から違っていました。
講座が始まる前に「名刺交換は禁止」と注意書きがあったのです。

その理由は開始直後に判明します。

なぜ生き方なのか

ターキーさんは、フリートークのスペシャリスト。
話がちゃんと”伝わる人”と   話をちゃんと”聴ける人”を増やすです。

フリートークは生き方が10割!
マイクの前で話すのが仕事ではなく、生き方・生きざまが出るのがフリートークなのですね。
準備8割、現場2割。何を見て、どう感じて、何を伝えるかが重要。

大事なのは、話し方のスキルよりも「生き方」
・完璧を求めず最善を尽くすこと
・過去のできごとを「あーすれば良かった」ではなく、未来に向けて「自分だったらどうするか」
・ひらめきを信じる
・良い聞き手がいるから良い話ができる

実際にテーブルごとにワークが始まると、グループ内の距離が縮まります。
それもそのはず、一気に全員が頭に汗をかく展開に。
名刺交換をしていなくても必然的に話が弾んでしまうのです。
まるで吊り橋効果のようですね。

ゴールは3つの要素

・瞬発力 ー 切り返し
・決断力 ー これでいく
・想像力 ー 相手を慮る

その場で与えられた「言葉」を盛り込み、アドリブで話し始めますが最初は戸惑います。
始めに禁止用語を伝えられていますが、つい出ちゃいます。

これをポジティブワードに言い換えるのもコツの一つ。
例)頭が回らない → 冴えてきた(この言い換えは創作)
難しい → やりがいがある   
ダメだ → どうしたらできるか

だんだんと「えー!?」というお題の言葉が出ても、果敢に取り組めるようになってきました。
ゴールにはほど遠くても、何とか言うしかない状況に追い込まれていますからね。
しどろもどろでありながらも、瞬時にこれを話そうと決断していきます。

瞬発力を鍛えるには、日頃から自分だったらどう話をするか?
シミュレーションしておくのも効果的なようです。

「グループ別アドリブトーク大会」では、どこのグループも盛り上がっていました。
後からうかがったのですが、大学生向けにこのワークをやると大人しかった学生達でも途端にLINEの交換が始まるそうです。
学生さんならすぐに仲良くなれちゃいそうですね。場の熱量はやはり重要。

今後へ活かしたいこと

水平思考(*ラテラルシンキング)を養うと説明がありましたが、最初のワークでまず実践。
参加者の方の発言に「そんな考えが浮かぶなんて!」とワクワクしながら聞いていました。

*ラテラルシンキングとは=問題を解決するために固定観念や既存の論理にとらわれず、「物事を多角的に考察する」「新しい発想を生み出す」ための思考法

これは日常生活でもできそうです。時間がない~!とは言わずに心がけ次第。
やりたいことがたくさんあり、何にウエイトをおくかをいつも悩んでいたりします。

一度、めいっぱい書き出してみようと思いました。
思いきりワクワクしたい!
まさに話し方から生き方を考えるきっかけになりました。

ターキーさん、グローバル人事塾でご一緒させていただいたみなさま。
貴重な機会をありがとうございました。

こういう本もあるのですね。小3くらいから読めるようなので、親子でやるのも楽しそうです。



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